消臭袋と防臭袋の違いとは何か?

消臭袋とは、ゴミや汚れた衣類などの臭いの元となる成分を和らげる効果があるビニール製の入れ物のことで、消臭剤が袋に入っているものや、それ自体が消臭効果を持つものがあります。

臭いとなるものを入れた後に、袋を開け閉めする用途がある場合に向いています。

例えば、運動をした後に汗をかいた服や汚れた靴下、旅行先で脱いだ下着や衣服などを、家に帰るまでの間だけ一時的に入れておくといった使い方が可能です。

消臭袋には臭いの元となる成分を和らげる効果があるので、帰宅後洗濯をする際、袋を開けても嫌な臭いが軽減されています。

一方、防臭袋とは、袋自体がにおいを通しにくいので、防臭効果が半永久的なビニール製の入れ物のことです。

臭いの漏れを防ぐ点に優れているので、臭いとなるものを入れた後に、袋を開け閉めしない用途がある場合に向いています。

例えば、生ごみやペットの排泄物などをゴミ出しの日まで長期間保管する場合に防臭袋を使うと、中を開けなくても臭いが漏れにくくなります。

防臭袋は、中に入っている消臭剤の量ではなく、その素材自体がにおいを防ぐことから、消臭効果は長持ちします。

消臭袋と防臭袋は、それぞれにおいの対処方法が異なります。

前者は、においの元となる成分を和らげることで臭いを軽減します。

それに対して後者は、においの元となる成分を袋の中に閉じ込めることで、臭いを防ぎます。

これらの2つのアイテムは、用途や目的に応じて使い分けることができるのです。

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